Published March 25, 2026 | Version v1.0

流れを可視化する装置Flowrizerによる流れのトリガーに関する研究

  • 1. Metalium LLC
  • 2. Melt.
  • 3. Fabcafe Nagoya

Description

本研究では、観測者の精神的作用によって立ち現れる仮想的素材概念「高次素材」に着目し、その一例として「流れ」を対象とした。光の投射位置を移動させる装置Flowrizerを用いてフィールドワークを実施し、物体表面に現れる流れの知覚を収集・分析した。さらに映像実験により観測者以外の参加者との共感率を調査し、流れが主観に閉じない共有可能な知覚であることを示した。これらの結果から、流れを高次素材として扱う妥当性を検証し、観測者個人の主観にとどまらず他者と共有可能な感覚であることを確認した。映像を用いた観察実験により観測者間の共感率を測定した結果、流れは一定の再現性をもって共有され得る概念であり、高次素材として成立する可能性が示唆された。また、投影対象としては木や石などの自然物よりも、フェンスやコップなどの人工物において流れが知覚されやすい傾向が確認された。

Files

0001_流れを可視化する装置Flowrizerによる流れのトリガーに関する研究.pdf

Additional details

Dates

Accepted
2026-03-25